頑張っても報われないのは何故?

頑張っても頑張っても上手くいかない、そんな事ありますよね。
頑張りが足りないって言ってしまえばそれまでなんですが、
そうじゃなくて、ひょっとして世の流れに逆らっているからかもしれない、
というお話です。

気付かないうちに、流れに逆らっている?

諸行無常。諸々の行いは常にあらず。
世の中全ての事が、いつまでも同じであるとは限らないという仏教の教えです。
つまり世の中には流れがあるという事。
急で激しい流れ、大河のようなゆったりとした流れ。

そしてこの流れに乗れば、少ない労力で成果を得る事ができるし、
逆らうと、いつまでたっても、どれだけ頑張っても報われないだろうと。

海で泳いでいて、沖に流されそうになった事ないですか?
必死で岸へ戻ろうとするけれども、なかなか岸が近づかない。
あれ、気づかないようでも、潮が沖へ流れているんです。
努力しても、なかなか報われないっていう時、
ひょっとしたら気づかないうちに流れに逆らって泳いでいるのかもしれません。

早くて急な流れは成果も大きいけど、リスクも大きい

早くて急な流れって、気づきやすいです。
世間で話題になるし。
上手く流れに乗れれば、大きな成功を短期間で手に入れられるのですが、
乗るのも降りるのもタイミングを間違えると大けがするんです。

例えば、バブル景気。
この空前の好景気に、流れに乗って株や不動産に投資をした人、
莫大な利益を手にしました。
でも、バブル崩壊で流れが瞬時に変わった。
流れが変わる前に手を引いた人は良かったですが、
ほとんどの人はそのタイミングを逸し、大きな損失を出しましたよね。

確実に成果を手にするには、大きな流れを読むこと

要領よく生きるには、大きな大きな流れに乗った方がいいと思うんですよ。

例えば、僕の例で言うと、
就職先にソフトウェア業界を選びました。
僕が就職した約30年前、ソフトウェア業界は35年定年説とかあって、
就職先としはかなり不人気。だから簡単に入れたんですね。
まぁ、コンピューター業界は伸びるだろう程度の予想はしていたと
思うんですが、結果的にはこの選択は正解でした。
業界の成長につれて、会社はどんどん成長し、
結果的にかなりの高給取りになれたんですよね。

もう一つ、30歳の頃に会社の手当が数年間支給されていないという
会社のミスが発覚して、100万円位の棚ぼた収入があったんです。
使うあても無いし、嫁にもばれないお金という事で、
全額それを投資に回しました。で、株の勉強をしました。

読んだ本の中でも、世界三大投資家と言われるジム・ロジャーズ氏の
21世紀は中国の時代という見識に、確かにそうだろうなと。
それで、全額中国株を買い、それからボーナスでお小遣いをもらう度に、
中国株を買い増したりして。
そしたら、50歳で退職する頃には、年収分くらいの利益が出てたんです。

この二つのエピソードは、振り返ってみると成功要因は、
大きな流れに乗れた事だったんだなぁ、って気づいた訳です。

『夢は強く願えば叶う』のは本当?

夢や目標は、強く願えば叶う、って成功指南として普通に聞きますよね。

確かに、強く意識する事で、行動が変わり、
成功が手に入りやすくなるという事に異論はありません。

でも、そもそもその夢や目標が世の中の流れに逆らうようなものだったらどうなんだろう?って。
例えば、料理人になりたいって人も多いと思いますが、
料理人もAIに仕事を奪われる職業の一つなのだそうです。
ここに、努力しても報われないという罠があるように思います。

だから、とにかく目標を設定して、それを強く意識するというよりも、
まずは大きな流れを読み、その行きつく先に、目標や夢を設定すればいいじゃないかなぁと。
例えばAIが人の仕事を奪った時に、人間でしか出来ない事、それを目標するとか。

世の中の大きな流れにどのような機会・リスクがあるのかを知る

世の中には、大きな流れはいくつもあります。
そして、そのような流れはTVなどで耳にする事は多いです。
グローバル化、少子高齢化、AIの台頭・・・
でも、そこにある機会やリスクまで普通意識していないんですよ。

例えば、この前政府が老後の生活資金として2,000万円貯めときなさいって言ってました。
もちろん怒る人の気持ちも分かるんですが、
高齢化の流れと、年金の仕組みを考えると、そりゃそうだよね、という話なんです。

だから、年金なんて貰えればラッキーくらいに考えといて、
自分で稼げる力をつけようと起業した訳です。

個人輸出という職業を選んだのも、グローバル化、自由貿易化の流れが
確実にあるだろうと思ったからです。

まぁ、これが正解だったかどうかは、もっと年月がたってみないと
分らないのですが、何も考えていないよりは、いい結果になると思うんですよね。