ebayとは?販売プラットフォームとしてのebayを徹底解説

ebayって一般的にはあまり知られていないですが、グローバル販売プラットオームの最大手です。日本のヤフオク+楽天みたいな位置づけかな。越境ECという言葉も馴染みがないかもしれませんが、今国境を越えて直接海外に販売したり、海外から購入する機会がどんどん増えていています。

日本で、メルカリやヤフオクなどでお小遣い稼ぎをする人がいらっしゃいますよね。海外だと、日本製品の希少性からより稼ぐチャンスが増える為、副業や主婦のお小遣い稼ぎなどで、海外販売(輸出)や輸入販売に取り組む人が増えています。

この記事では、販売する側の視点から、ebayとは何か?その特性やリスクなどについて解説しています。

そもそもebayとは?

ebayは米国カリフォルニア州シリコンバレーで、1995年に設立されたオークションサイトです。ドットコムバブルに乗って急成長を遂げ、現在グローバル販売プラットフォームとしては、Amazonと並んで双璧と言われています。

ebayは、世界20ヵ国以上に販売サイトがありますが実際は、バイヤーが制限をかけない限り、世界中どこからでも、どのサイトのものでも購入する事が可能です。ですので、日本人セラーの多くは、本家の米国サイトであるebay.comに出品し、世界中の顧客から注文を受けています。僕はガールズトーイを専門に扱っていますが、販売先は以下のような感じですね。

オークションサイトとして立ち上がったebayですが、現在は固定価格での出品が多く、即決で売買されています。ebayのオークションは仕組み的に値が上がりづらく、セラーが好まないんですね。ただ、成功しているセラーはオークションも上手く使いこなしており、オークション機能がある事は、ebayの一つの売りだと言えます。

またebayは中古品の取り扱いも多いです。中古品は競合が発生しにくいため利益がとりやすく、そういう意味ではamazonより稼ぎやすいプラットフォームと言える事ができます。

ebayの特徴は?

簡単に始める事が出来る

海外販売というと敷居が高いような感じも受けますが、ebayでの海外販売を始める事は非常に簡単です。ebayと決済事業者であるPaypalのアカウントを取って、その二つのアカウントのリンクをすれば準備は完了。すぐに出品を始める事が出来ます。英語が出来ないから尻込みをする人もいるかもしれませんが、実際にebayで販売している人達の殆どは、英語が出来ません。顧客からの問合せは、翻訳機能で対応可能です。

有料にはなりますが、ストアを持つ事も非常に簡単で、自分のこだわりの商品を集めたセレクトショップのオーナーに簡単になれてしまいます。

最初は成果が出にくい

簡単に始めれるのですが、実は最初のうちは成果が出にくいです。

これはebayの出品制限という仕組みのせいで、アカウントを作成した段階では、10品$500がリミット。これを超える数量も金額も出品できません。これは詐欺対策の一環で、悪質セラーは新規アカウントで大量に商品を販売して、トンヅラする傾向がある為、このような仕組みが導入されています。

このリミットは、実績をあげるにつれて増えていき、そのうち気にする必要もなくなるのですが、最初に売りづらい為、この時点であきらめる人も多いのが実態です。従って、ebay販売で成功するには、この最初の時期を、辛抱して乗り越えていく必要があります。

機能が豊富であり、差別化しやすい

ebayは非常に機能が豊富です。例えば、プロモーション機能一つとっても、
・複数品購入時の割引
・一定金額以上購入時の割引
・キャンペーン設定
・送料ディスカウント

などなど、簡単には書ききれません。そのほか、メールプロモーションやちらし作成など、まぁ要するに売上を向上させる為の機能が盛りだくさんに
用意されている訳です。

これらの機能は無料で使用する事ができますが、出品タイトルを太字にしたり、80文字制限のタイトルにサブタイトルを付けたり、或いは出品を上位表示させたり、というような有料オプションも豊富に用意されています。若干金儲け主義的な姿勢を感じる時がありますが、そこはやはり利益が高いアメリカの企業っていうところでしょうか。

いずれにしても、こういった豊富な機能を効果があるものと無い物を見極めて、上手く利用する事は、ebay販売でスキルアップする為の一つの要素です。

バイヤー寄りのプラットフォーム

ebayはバイヤーに手厚いプラットフォームです。バイヤーが安心して買い物できる事を最優先している為、セラーにとって理不尽な判断がされる事が少なからずあります。分かりやすく言うと、セラーはバイヤーが満足するまで、責任を負う必要があります。

例えば、郵送事故で届かないケース。セラーとしては郵便物までは責任が持てないのですが、届かなければ返金です。送った商品の認識相違で揉めて、ebay裁定になったとしても、やはりバイヤー寄りの判定が出ます。

そんなプラットフォームは嫌だ!と思われるかもしれませんが、ある意味分かりやすい。一定の割合で、そのそのようなケースの損失は発生するものと考えて、それは必要コストと認識し、割り切って対応する事です。

ebay海外販売って、どれくらい稼げる?

成功者が少ない理由は?

最初に行っておきますが、ebay海外販売を始めた人のうち、きちんと利益を出せるようになる人は多くはありません。理由は、簡単に始めれる分、簡単に辞めれるからです。ゴルフやピアノ、あるいは英語など、どれも同じですが、最初から上手くは行きません。

自分で努力をしてスキルアップを図っていく必要があります。販売で言うと、実績を積んで信用をあげたり、プロモーションの方法を学んだり、仕入れでの目利きだったり。また、ebayの場合は、先に述べたように出品制限の問題もあります。ところが、参入者の多くは、出品すれば売れる、
お金儲けが簡単に出来ると思って参入する訳です。この責任は、コンサルタントと称する人達が、生徒を集める為に、”簡単に稼げる”と煽ったり、
良い面ばかりをとりあげるマスコミにあると思います。

下記のグラフは、僕の起業してからの売上推移です。この様に、本当に徐々に売上が伸びてくるのです。

また、いくら努力をしても売上が伸びないという事もあります。それは、努力をする方向が間違っているケースです。以下の記事を参考にして下さい。

ネット販売で売れないのはファンがいなからです

どれくらい稼げるの?

では、いったいどれくらい稼げるのでしょうか?

先ほどゴルフやピアノなどの例を出しましたが、身近な習い事を思い出してみてください。何事も真面目に取り組めば、あの人上手だよねぇって、
ちょっと出来る人って認識される位にはなります。そのレベルが月収10万~20万くらい。つまり、だれでも1年でそれくらいは稼げるようになると思います。

で、更に上に行くには、プラスαの要素が必要です。それは、人一倍努力をしたり、行動力が並外れていたりです。ちなみに、行動力は重要です。詳しくはまた別の機会にしますが、地頭が良くて行動力のない人よりは、地頭はそれほどでもないけど行動力のある人の方が、はるかに成功する確率は高いです。

さて、海外販売の良いところは、天井が無いところです。何せ全世界が相手ですから、マーケットは無限です。10万~20万の壁を破っていければ、そこから上、月収50万、100万、数百万と伸ばしていく事は、十分に可能です。その増加スピードも収入額も会社員の比ではありません。

ebayのリスクは?

アカウント停止

大手販売プラットフォームを利用するものにとって、アカウント停止は最大のリスクです。ビジネスそのものが、継続できなくなります。Amazonに比較するとebayは、アカウント停止が発生しづらいプラットフォームと言われていますが、それでもアカウント停止は発生します。

アカウント停止も一時停止と永久停止があります。一時停止は、停止理由が解決すれば、復活しますが、永久停止は、The end.復活の可能性は極めて低いです。永久停止の理由は、例えばポリシー違反。薬物や武器などebayで禁止されているものを出品したり、露骨に直取引に誘導するなどのebayポリシーに反する行為に起因します。これらは、自分の行いに起因する為、ポリシーの内容を十分に理解し、違反を犯す事が無いよう努める事です。

未達・破損

海外の郵便事情は、総じて国内よりは悪いです。紛失も時々発生しますし、物が壊れて届くケースも。郵便事情の悪さは、国によって異なります。
一般的に、あまりよく無いと聞くのが、ロシア、イタリア、南米、アフリカなど。ただ、僕の経験上からは、メキシコが最悪です。十中八九、ebayが設定している期限内には届きません。こういう国は、発送除外国に設定する事で、リスクを回避する事が可能なのですが、メキシコは唯一発送除外にしている国です。

その他、僕の経験からあまり郵便事情が良く無いのは、カナダ(たまになくなる)、南アフリカ(必ず届くがとにかく遅い)、南米(遅い時が多い、不誠実な人が多い)あたりでしょうか。逆に郵便事故の経験が殆ど思い当たらないのが、アジア各国、オーストラリアなど。まあその他先進国は、日本の郵便事情とそう大きな差が無いと思っていいかと思います。

いずれにしても、僕は月300件位荷物を送っていますが、月に1回あるかないかくらいの頻度ですので、それほど気にする必要は無いかと思います。

詐欺

海外は、詐欺が多いと思われるかもしれませんが、個人的には殆ど経験していません。よくあるのは、返品となって戻ってきたけれど、中身が空だったとかあるようで、僕の知人も経験しています。

ちなみに追跡をつけていないと、届いているのに届いていないと言って返金を要求する人もいます。追跡を付けないとセラー保護の対象とならない為、この場合はセラーの負けです。一度、追跡番号のシステムの入力を忘れた事があって、届かないとお客様から言われた事があったのですが、追跡番号を入力忘れた事と、その追跡情報が到着を示している事を伝えると、だんまりになりました。

僕は平均単価2,000円~3,000円、高くても数万円くらいの商品を販売していますので、これがもっと高額商品になると、詐欺の確率も増えるのかもしれませんが、あまりセンシティブになる必要は無いかと思っています。よくある手口を理解しておいて、できるだけの予防策は施しておく事です。

総じて海外販売のとっかかりには魅力的なプラットフォームです

色んな観点で、ebayを紹介してきましたが、総じて海外販売のとっかかりには魅力的なプラットフォームです。セラーとバイヤーの距離が近い為、リピーターも作りやすいです。ここで実績があがってくれば、高額の手数料を避ける為に、自社サイトを作成し、ebayと併用していくのが一つの理想形だと思います。

経験の無い皆さんは、是非チャレンジされてはいかがでしょうか?